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2018年09月25日
「茶菓席」 京都・堺町御池下る・茶処
9月も後半戦である。
まだ、蒸し暑さは残っている。
時折、氷が食べたくなる。
おそらく今年最後の氷だと思う。
和久傳 堺町店の二階に「茶菓席」がある。
一階にはしばしば足を運ぶが、二階の「茶菓席」は初めてであった。
低いテーブル席、天井高には限界があるので、低いテーブルという設えは納得である。
メニューを開く。
宇治金時ソルベ
ほうじ茶ソルベが目に飛び込んでくる。
どちらも蓮根餅が付いている。
まずほうじ茶ソルベを食べる。
氷が優しい。ほうじ茶の香りが、口内の温度で広がりをみせる。
氷が緩やかに溶けてゆく。甘さもほどよい。
「氷が冷たい」と同行の知人が声を上げる。
少し食べると、同じ氷とは思えないぐらいに冷たく、不思議なほどしゃりしゃり感が残っている。
これには驚いた。
添えられた蓮根餅は、「和久傳」の西湖より弾力がある。
このセットも嬉しい。
今年最後の氷は、二種類異なる印象を与えてくれた。
「茶菓席」
京都市中京区堺町通御池下ル東側
075-223-3600
投稿者 geode : 01:01