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2013年04月01日

「SAKURA」 大阪・ホテルニューオータニ大阪・フランス料理

少し前、「ホテルニューオータニ大阪」のレストラン「SAKURA」で会食がありました。
いろいろ情報交換をしながらです。

スタートは春の息吹です。
一口の愉しみと書かれています。
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一皿に4品並んでいます。
鯖をはじめ、春を感じさせる食材がそれぞれ調理され、
一口で食べられるようになっています。

前菜は三重奏のハーモニー ブリニ仕立て
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キャビア カリフラワーのクリーム スコットランドサーモンマリネ。

視覚的にも訴える力があり、
一緒に混ぜて食べるとひとつの世界が生まれます。
このバランス感覚が見事です。

次はブルターニュ産オマール海老のセジールと白アスパラガスのグラティネ。
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セジールとは強火でさっと表面を焼き上げることです。
オマールはさっと焼いています。
香ばしさと旨みの合奏。
ボリュームある白アスパラガスの存在が光ります。

奏でる至福の香り。
ペリゴール産黒トリュフと鴨のフォアグラのパイ包み焼き。
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これはうっとりする一皿です。
贅沢食材を包むパイ生地のきれいに焼けたこと。

ナイフを入れるとこの通り。
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トリュフとフォアグラです。
香りも至福ですが、食べるともっと至福。
香りと濃厚な味わいがずっと残っています。

名残のコンソメジビエ ディアンヌへのオマージュ 新潟県産雄雉3週間熟成のクネルと春海の潮灘。
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シンプルな一皿ですが、食材を凝縮した感じは見事。
気分が少しフラットになります。

蝦夷仔鹿背肉のブレゼ焦がしバターとエピスの香り 芽吹き野菜のミトネとソースグラン・ヴヌール。
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この焼き色の素晴らしいこと。
あっというまに胃袋に消えてゆきます。

溢れるショコラ70%グアナラとマダガスカル産バニラの芳香。
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中からショコラが流れてきます。

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エスプレッソを頂き、
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食後の余韻へと移ります。
これも一つひとつ工夫を凝らしたお値打ちの小菓子です。
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この日のワインは、ドイツ産で統一。
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相当に流れも素晴らしく、かつメリハリがついた大満足の会食となりました。

「SAKURA」
大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪18F
06-6949-3246

投稿者 geode : 01:03