2007年03月24日
「トラットリア サルティンバンコ」京都・烏丸押小路 イタリアン
京都・烏丸押小路西入ルのイタリア料理店「サルティンバンコ」。
極めてシンプルなインテリア。野菜を駆使したメニューは、いつも刺激的である。
アミューズは
↓キンキのフライ。
これは日常から食事の時間へのプロローグである。
↓前菜は、9つの野菜。
毎月替わりで野菜がさまざまな意匠をみせる。これを楽しみに毎月通う人がいるほど。
左上から右へ。
ウルイのクスクスにこごみ、空豆のガレット、人参。
中段左からエンドウ豆のスープにモッツレラチーズ、芽キャベツとハム、下段左からラディッシュにガルム、菜の花にヘーゼルナッツオイルとバルサミコ酢、ジャガイモとパンチェッタ。
一つひとつ下ごしらえをする手間を考えるとこの一皿は値打ちあり。
パスタは
↓ホタルイカと水菜のスパゲッティ、辛味大根添え。
季節の食材を見事に組み合わせたメニュー。
↓鹿肉とゴボウのカネロニ。
鹿肉は繊細で、クリーム系のソースとの相性よし。
↓スズキのロースト、春キャベツ。
春キャベツの甘味が新鮮な印象を与え、スズキとの出会いは春の柔らかな日差しを感じさせる。
デザートは
↓ドライフルーツのパン、ミント風味の白ワインジュレ、
ウバ茶のプリン。
スタイリッシュな店内だが、客層のバリエーションは極めて広い。若いカップルからファミリー層までじつにバリエーションに富む。それも料理が持つ力というか野菜の主張は強烈だが、それに負けないパスタやメインの楽しみと発見感があるからであろう。
「トラットリア サルティンバンコ」
京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460
ベルメゾン1F
075-213-5046
投稿者 geode : 09:35