2007年05月25日
「ラ・トォルトゥーガ」 大阪・北浜 フレンチ
大阪ビストロの代表格。昨年は2階にカフェ「ル ボワ」をオープンさせる。
ココットを使った料理には定評あり、というよりシェフ萬谷浩一さんが他のシェフに影響を与えたといったほうがいいかもしれない。そのダイナミックなスタイルにあこがれる料理人も多い。
前菜は
田舎風お肉のパテ
このビストロを表現するメニューの最右翼。びしっと詰まったパテは、口内の温度でじんわり溶け出し、旨みが次第に広がるのだ。
帆立と穴子と野菜のグリエ
写真を忘れました。
黒鯛、アサリ、オリーブ、ジャガイモ、トマトの煮込み
魚介と野菜のエキスがたっぷりの一皿。それらをまとめて煮るのでは、えぐみや臭みが出る。それぞれの下処理がすっきりなので、クリアな仕上がりとなっている。
肉料理は
仔羊にするか、白金豚かさんざん迷ったあげくに白金豚に決定。
これもココットを使った十八番であります。香草はピリリときいて、豚の脂分との美しくも強固なバランスが保たれている。この存在感、いつ食べても裏切られることないです。
デザートは吉田牧場のリコッタチーズを使ったアイスクリームなど。
極めて安定感があり、だが、常に種々の食材を求め奔走し、テクニックを磨くシェフの勢いが感じられるのです。
ラ・トォルトゥーガ
大阪市中央区高麗橋1-5-22
06-4706-7524
投稿者 geode : 04:38