2007年07月11日
「酒中花 空心」 大阪・新町 中華
大阪の中華料理も次第に面白くなってきた。本町の「一碗水」扇町の「豪火」、そして今回登場、西区新町の「空心」である。この中華料理店を教えてくれたのは、フランス料理店「シェ ワダ」の和田信平さん。
こちらは6名のグループなので、あらかじめコースを頼んでおきました。
◆付出し
ミミガー麻辣風味
菱角のウニソース
しじみの紹興酒漬け
菱角とは菱の実の部分。栗に似た味。
◆前菜
ホタテの紅芯大根ソース
よだれがえる
大根ソースにはトマトも入る。
かえるには香菜たっぷり。
◆湯菜
鯛の香味ソースがけ
まず生の鯛が届く。
そこに香味スープをかける。
霜降り状態に軽く火が入る。
スープとともに鯛を食べる。おこげもやんわりと。
◆素菜
空心菜蝦醤炒め
蝦味噌の味が生き、陳皮の香りがきいている。
◆焼菜
うずらの上海煮込み
金宣茶でスモークした香りが特徴。
◆炒菜
あわびと岡ひじきの龍井茶炒め
龍井茶を使うことで茶の味が結構強めである。
◆焼菜
スペアリブ
コショウを利かせピリリとした感覚が豚肉の脂分といい相性。
◆飯菜
陳麻婆豆腐とごはん
これは単体よりごはんと合わせることによって相乗効果が。
◆麺
冷たい水茄子の汁そば
水茄子の甘味が麺と思わぬ出会い
◆デザート
杏仁豆腐
マンゴープリン
ごま団子
ごま団子の中身。
どの料理も香り使いが見事に決まっている。当たり前の素材を使いながら、食後感は多彩という中国料理の醍醐味を味わった。
酒中花 空心
大阪市西区新町1-21-2 1F
06-6532-7729
投稿者 geode : 08:42