2007年08月23日
「銀座 天國本店」 東京・銀座 天ぷら
寿司、鰻、天ぷらは江戸のモノとの認識が強い。
たしかに東京に行くと、この三つのジャンルは食べたくなる。
東京での仕事が一段落したのが、午後二時過ぎ。この時間は、昼ごはんにとっては魔の時間帯です。ほとんどの店が、昼の営業を終え夜に控えて休憩を取る時間。
新橋の近くにいました。鰻か天ぷらが食べたくなったのです。銀座で探しました。二時過ぎでも営業しているところ。
ありました。「銀座 天國」。かの池波正太郎さんがこよなく愛した天ぷらやさん。それもここのかき揚げのファンでした。
迷うことなく、店に入りそのまま席に座り「かき揚げ」を注文しました。
待つ間、汗を拭いている僕にご主人は「これもらいものだけど、お使いなさい」と扇子を渡してくださいました。うれしかった。
さて、「かき揚げ」の到着です。立派な丼に入っています。
小柱と海老がたっぷり。胡麻油特有の香りと醤油の味わい、そこに小柱と海老の旨みが、ずんずん乗っかってゆきます。
これぞかき揚げの醍醐味。なかなか関西ではであうことの少ない味わいです。
一気に食べてしまいました。
わずかの滞在でしたが、いい時間を過ごした気分になったのです。
銀座 天國本店
東京都中央区銀座8-9-11
03-3571-1092
投稿者 geode : 03:48