2007年10月11日
「Le Troquet」 フランス・パリ ビストロ
6日の昼は「ANGELINA」で鴨のコンフィとサラダ、オムレツやキッシュを取り、締めはやはりモンブランでした。
そして夜は、いま話題のレストラン「Le Troquet」に。パリ在住のジャーナリスト・伊藤文さんにも加わっていただきました。以前から注目していた方なので、うれしい邂逅です。
メニューはコースでお任せしました。
まず最初に小さなプレートにサラミやチョリソなどスライスされたモノが並ぶ。これらがねっとりしていて旨みが乗っています。
次はスープです。
まずスープ皿が届きます。
中には松の実、生ハムの細切れなどが。
おおきなチューリンには冷たいスープが入っていて、それを好きなだけ注ぐというスタイルなのです。
スープはパネと呼ばれる白ニンジン。デンプン質が多いのですが、口当たりは至極滑らか。すっきりとした甘みが喉を心地よく通過してゆくのです。
茸の料理です。
ジロールを始め茸のサラダ仕立て。ピストウソース(バジル主体)です。茸の強い香りと味に酸味を含んだバジルの香りがよき相性です。
魚料理です。
舌平目のトマトソース。舌平目はしっかり油分を含んだソースで火入れ。身の厚さというかしまり具合が、日本のものとはちがいます。
トマトもたっぷりと添えられて。
肉料理です。
バスクの豚は肌理細かく、味わいもしまっています。ここにも茸が添えられていました。豚の美味しさを改めて実感です。
ジャガイモのピュレも濃厚です。
チーズも。
バスク地方のチーズに黒さくらんぼのジャム。塩分と甘みの美しき饗宴ですね。
デザートは
フロマージュブランのソルベです。
料理はコースを通して勢いのある内容です。今回は12名ということで、コース料理にしたのですが、少人数ならスタートのサラミなどをつまみながらメニューを決めてゆくというのも楽しいコトでしょう。
ずっと満席が続いているというのも納得のレストランです。
Le Troquet
21 rue francois bonvin
+33 (0)1.45.66.89.00
投稿者 geode : 01:31