2007年11月02日
「寒山」 京都・西大路五条 中華料理
京都の五条通りを西へ、西大路を越え阪急電車の高架と交差する。道路は高架の下をくぐるのだが、「寒山」は側道に入ったすぐのところにある。最初は、やや分かりにくい。
黒胡麻の担々麺があると聞いていた。
まずは棒淡々鶏である。
なんと黒胡麻のペーストが乗っている。濃厚な黒胡麻に、蒸し鶏の味も負けてはいないんです。ちょっと驚きましたが、これはいけますね。
酢豚です。
野菜はブロッコリー。豚肉の旨さをきちんと表現しながら、甘酸っぱいあんが生きる。」
餃子です。
予想以上に皮が薄いのです。中からは肉汁がたっぷり。
黒胡麻担々麺。
鶏そぼろがのっています。黒胡麻の香ばしさと旨みに、スープの酸味と旨みがうまく絡んで一つの世界を作り上げています。
東ぽー肉。
これもすこしあんが絡んでいたのも、予想外でした。
デザートは
胡麻団子と杏仁豆腐です。
この胡麻団子は、カリッと表面を揚げてあるのにはびくりしました。表面はかなりしっかり固く、中のあんとのバランスはとれていました。
食べ終わって、かつて祇園で「紗那王」という中華料理があったことなど話していると「あそこの料理長は私だったんです」と衝撃の台詞が飛び出します。偶然とはいえ、ホント楽しむことができるのです。
寒山
京都市右京区西院六反田町2
アメニティー京都二番館
075-326-0232
※門上武司「食」研究所サイトに、
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.2「ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.1「日本酒の今、これからに思うこと」
☆「名店の賄い」第一回 「祇園 さ々木」
☆今月の「学会」レポート
2007年9月度「第57回 福臨門酒家 大阪店」
☆『海外通信』 Torino通信Vol.2「クリスマスが待ち遠しい!」
も公開中。↓
投稿者 geode : 01:26