2007年11月27日
「一碗水」 大阪・堺筋本町 中華料理
連日満席が続く、大阪の中華料理店「一碗水」。パリから友人夫妻が一時帰宅。彼らは翌日京都で和食を食べるので、中華料理か牛肉を希望。偶然にも、「一碗水」の席を友人が予約をしており、メンバーが決まっていなかったので一部を譲ってもらった。
まずは長茄子から開始。
徳島の長茄子、干しエビとニンニク風味。これがインパクトあり。
干しエビの味わいが長茄子に旨みをプラス。
厚気の牡蠣の湯引き
プルンとした牡蠣の苦味にオイスターと生姜の香り。旨み凝縮です。
黒酢の酢豚
もはや安定の一品です
金華ハムに上海蟹の味噌を包み込んだ白玉。
広東白菜と清湯。このスープが見事。
この季節ならではの上海蟹
この味噌の味わいはたまりません。しばし無言の時間が続きます。
上海蟹の料理。
甘エビ、銀杏、百合根、山芋、上海蟹の味噌、卵白仕立て。これは食感も含めて完成度が極めて高い料理でした。
栗を使った一品。
銀寄せに白菜の芯、チベットのサフランを使ったスープ。栗の甘みが素敵でした。
布豆腐包み蒸し
挽肉と上海蟹を布豆腐で包み蒸し上げ、中国辛子菜添え。
炒飯
アワビと肝の炒飯。濃厚だが、その味わいゆえペロリと平らげる。
デザートは
胡桃とバナナと小豆の中華クレープ
しょうが茶でしめくくり。
相変わらず快調な南茂樹さん。上海蟹の美味しさもさることながら、布豆腐の味わいなど地味な仕事の奥に光る技がある、と改めて実感した時間でした。
一碗水
大阪市中央区安土町1-4-5
大阪屋本町ビル1階
06-6263-5190
投稿者 geode : 00:54