2007年12月27日

「ルナール ブルー」   京都・姉小路高倉   フランス料理

この10月京都・姉小路高倉に開店したフランス料理店「ルナール ブルー」。
京都偏愛家の関谷江里さんから、その情報は耳にしていた。ブライトンホテルのコンシェルジュ・小山明美さんと三人で、訪れることとなった。
小山さんと僕は初めて。関谷さんは数回目である。エントランスからは予想を裏切る奥行きの深さ、その設えもレストランであった。
マダムの笑顔がすばらしい。

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黒板に書かれたメニューから選ぶ。食いしん坊三人のメニュー選びは楽しい。
前菜・魚・肉となるのだが、前菜二皿と肉というチョイスも可能。

選びました。

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フランスシャラン村ビュルゴー家の鴨を使った特製テリーヌ。特製というだけのことがあります。テリーヌは中身をミンチ状にして、回りは皮を使うのですが、ここでは少し身をつけたまま巻く。食感と脂分の旨さが違う。これは素晴らしいテリーヌです。

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茹で上げたオマール海老のサラダ仕立て フランボワーズビネガーの香り。繊細なオマール海老の身質にフランボワーズの香りがいいです。甘みが増幅されます。

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聖護院カブラのポタージュ。野菜のブイヨンを使うのでカブラの味がぐっと前面にでてくるのです。飲んだ瞬間にカブラの味が口の中に広がるのです。

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エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニオン。熱々のエスカルゴです。ソースはパンに付けて食べる。

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ラングスティーヌとハーブのオーブン焼き。火入れも最適なので甘みが凄い。これはシンプルに仕上げるのがポイントですね。

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フランス産トリュフとベーコンのオムレツ グリーンサラダ添え(田隈さんの特別濃厚卵)。卵とトリュフは抜群の相性です。この卵が本当に濃厚なので、トリュフといい勝負です。

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オーストラリア産骨付き仔羊のエスニック風オーブン焼き。ココットというかストウブに入った仔羊。香りが充満しているのが分かります。

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フランスヴァンデ県産うずらのクラポディーヌ 青胡椒ソース。これもストウブに入って登場です。火入れの方法や、温度管理、味や香りを閉じこめるなど種々の要素が絡み合った料理です。うずらの野性味がうれしい。

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フランス産コルヴェール(青首鴨)のロティ。この鴨に添えられた野菜、ネギなどの旨さも格別です。

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デザートはバニラのアイスクリームとリンゴのケーキです。

シェフは北山にある「レストラン Sakami」出身。マダムもそこで働いた経験ありです。マダムも料理人なので、料理に対する説明も的確で非常にありがたいです。二人のコンビネーションがじつにいい雰囲気を醸し出しているのです。

Renard Bleu(ルナール ブルー)
京都市中京区姉小路高倉東入南側
加藤重ビル1階
電話:075-231-0972

12/25付、門上武司研究所サイトに

 ☆『海外通信』 Torino通信 Vol.4
  年末年始はアウトクトノで酔いしれたい。いや、一年中
  

12/21付、

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.4 「Japanese Sparkling Delaware(ジャパニーズ スパークリング デラウェア)
      KING SELBY(キングセルビー)」

アップしました。↓

 http://
www.kadokami.com/
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投稿者 geode : 01:33