2008年01月16日
「大銀」京都・北白川・食堂
愛知県知多半島から、約10分ほどの篠島の民宿「岬」での取材を終え、カメラマンのハリー中西さんと京都に。
遅めの昼ごはん「どこか食堂でいいとこないですか」という、僕のリクエストに「それなら北白川の「大銀」でしょう」と。
外観からして渋い。
中に入るともっと渋い。
入ったところのガラスケースにずらりと、見本が並ぶ。それを受けて、裏の厨房で作る。垣間見ると、数人の女性があわただしく働いている。活気がある。おいしそうだ。
テーブル席に座ると、壁面にうどんや丼などのメニューがある。
さんざん迷った揚げ句に、サンマ定食に小スープを追加した。
この小スープ、正体は知らず、ハリーさんの言葉を信じた。
さて小スープの正体は、少し中華風の味わい、中身は豆腐と椎茸などの野菜。これは身体に優しい。いいですね。
サンマの塩焼きは、食堂の定番。文句なしです。定食についた一品が、なんと揚げ出し豆腐。豆腐が重なったのですが、まったく味わいがことなったので問題なし。
白ご飯もたっぷり。満腹状態です。
午後1時を過ぎていましたが、ひっきりなしに次々とお客さんがやってくる。
次第に街から大衆食堂という存在が失われてゆくなかで、この「大銀」は貴重でありがたい食堂です。
大銀
京都市左京区北白川上別当町4番地
075-711-2625
門上武司食研究所サイトに↓公開中
投稿者 geode : 07:47