2008年01月29日
「BENARES」英国・ロンドン・インド料理
一昨年以来のロンドンです。前回は、ワイン商を訪れたり、「コンノート」というホテルでの食事でした。 ホテルは、ボンドストリートにある「THE WESTBURY HOTEL」。前回と同じホテル。 今回は、レストランのチョイスなど、ロンドン在住のフードライター・清水直子さんにお願いしました。彼女は毎月、このサイトの海外「食」レポートを執筆してもらっています。
午後3時過ぎ、ホテルに到着。荷物を解いて周辺をぶらぶら。日曜日でほとんどが休み。ピカデリーからジャーミンストリートに入り、エスプレッソバー。 午後5時から、ちょうどロンドンに旅行中の友人とホテルのロビーで軽く打合せ。ヨーロッパと日本の交流について・・・。 午後6時半から、モダンインド料理の「BENARES」に。メンバーは、京都の料理人、テレビのプロデューサー、医者。この三名は旅の仲間。そこに清水直子さん、パリからの友人夫妻、、ロンドン在住の東洋美術者。合計8名のテーブルです。
レストランは2階。階段をのぼったところに水が張られ、そこには花が浮かべられ、何故か仏教の印象を覚えたのです。テーブルは白いクロスが、ぴしっと敷かれ、レストランとしての設え。サービス陣の動きもスピーディーです。
まずテーブルにつきだし。
パパダムという小麦粉でできているインドの揚げせんべい。ポテトチップスより軽く、4種類揃ったチャツネとつけながら食べる。
チャツネは、甘い、酸っぱい、辛いなどそれぞれ特徴あり。これをパリパリやりながらメニューを決めてゆくわけです。
前菜は、タンドリーの焼き物盛り合わせ。
ラムチョップ、チキン、タイガープラウン。どれもスパイスの利かせ方が柔らかい。ソフトな仕上がりです。ソースはタマリンドにじっくり火を入れたもの。甘酸っぱいソースです。
ポテトとビーツ。ポテトの味が濃厚なんです。
ソフトシェルクラブにイカのリングフライ。
これもスパイスはふんわりという感覚です。食感を楽しみ、軽くスパイスが利いてくるという一品。
ここからメインに移ります。ラムにレンズ豆の料理。
ラムは火の通しかたがいけてます。レンズ豆との相性もよしです。
チキンカレーは、もっと辛さを予想していましたが、これも優しい辛さです。
ジョンドリーという魚のフライ。
白身の魚、まとうだいですね。身が崩れやすいのでフライにはいいかも。いまの季節の魚です。
ややスパイスの利いたカレー。
ラムの別バージョン。
これはしっかりスパイスが利いていて、旨みの出し方、キメの細かな肉質など素晴らしい一皿です。 この頃には、8時半が過ぎ、日本時間では午前5時半過ぎ。眠さがピークに達しています。
厨房を見学です。
タンドリーを使った調理を見学。
ガスと炭の二種類を使い分けていました。スタッフは人なつっこく、非常にフレンドリーでした。
厨房から、フロアにでるところに皿などを置く道具がありました。
考えられた道具です。
というロンドンの旅が始まりです。
「BENARES」
19a BERKELEY SQUARE HOUSE. BERKELEY SQUARE.
LONDON W16bBS
020 7629 8886
1/25付、
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.3「新たな年の始まりに寄せて」
1/23付、
☆『海外通信』 London通信 Vol.5
「オーガニックの未来予想図」
公開しました。↓
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投稿者 geode : 00:48