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2008年08月22日
「みたに」 長野県・松本市 イタリア料理-
長野県松本市に大好きなイタリア料理店があります。その名前は「イタリア料理 みたに」。
昨年までは「軽食堂 みたに」と名乗っていました。それは「自信をもってお出しするメイン料理ができれば」という理由から「軽食堂」を名乗っていたのです。それが「イタリア料理」になりました。
現在発売中の「週刊文春」の「ニュースなレストラン」のページでこの「イタリア料理 みたに」の原稿を書いております。写真はハリー中西さん。ベーコンのピザが写っております。
食べたのは6月のことです。
レタスのスープ。
香りも味わいもしっかり、ぐっと気持ちが乗ってきます。
前菜の野菜です。
カリフラワー、セロリ、ニンジン、ナス、レンコン、ズッキーニ、ピーマンなどそれぞれピクルスにするなど調理されています。どの野菜も力強い味です。
次は、肉類。
スモークビーフのカルパッチョ、和牛のスモークタン、豚の後すね肉のボイルハム、牛ほほ肉のコンビーフです。三谷さんは燻製など、加工品を作る名人です。
ジャガイモのニョッキ。
近くの朝日村で獲れるジャガイモに出会ったことがニョッキを作るきっかけになったのです。ねっとりした感覚と旨みがいいですね。
メイン・豚のスペアリブハチミツ風味のロースト。
ハチミツの甘さと豚の脂分、卵などの味わいが一つにまとまり完成度の高い一品となっています。立派なメインです。
追加でベーコンのピザをオーダーしました。
このベーコンはもちろん自家製、それを低温で一年間熟成。その熟成香とピザ生地とのマッチング。ラクレットチーズとトマトソースの働きなど、これは追加して食したいメニューです。
デザートはアップルパイにバニラアイスクリームです。これもサクッとしてリンゴの酸味も見事。
締めにコーヒー。
この店の設計は、中村好文さん。まるで自宅のリビングのようなゆったり感。
錆びた鉄板をつかったアプローチも素敵です。
そしてなによりオーナーシェフの三谷さんが素晴らしい人物です。個性派でもあります。
みたに
長野県松本市白板1-2-11
0263-35-3895
門上武司食研究所サイトに
8/5 付、
☆『海外通信』Torino 通信 Vol.11
東京イタリアン事情
公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年3月度「第63回 トゥールモンド」
も公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 08:10