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2008年09月11日
「上賀茂 秋山」 京都・上賀茂・日本料理
京都・上賀茂にある「上賀茂 秋山」の昼ごはんです。
九州由布院から、著名な宿のご主人などが一緒でした。
少し秋らしい風が吹いてきました。
最初のひと皿は、秋茄子の焼き茄子、美山の黒豆の湯葉、万願寺唐辛子、
トマピー、利尻のうに、イチジクとリンゴジュース。
しっかりした味付けでした。インパクトあり。
椀物は、貝柱のしんじょうに畑しめじ。貝柱がたっぷり入っています。
その味わいが強く、迫力のある椀物です。
向附は、太刀魚のあぶり、つばす、しめさば、鯛とつばすのかま・そばの実。
太刀魚の甘み、さばの香りが印象に残りました。
鱧のおとしに冬瓜。鱧は脂がのって旨み充溢です。
いいバランスです。
ごはんのおかずは揚げ里芋と粟麩の田楽。味噌味が利いています。
秋山さんは、ここでごはんに合う一品を供するのですが、
それがピタリと決まっています。
土楽さんの窯で炊きあげられたごはん。
ピカリと光り、粒だちの良さは格別です。
そこに添えられた汁物。
野菜に脂分が補完されコクがでて、ごはんとの相性抜群です。
デザートはカボチャのあんに道明寺です。
カボチャの種がポイント。
シナモン風味のお菓子となっています。
食べる愉しみを満喫した2時間弱でした。
秋山さんのもてなしの精神には、いつもながら感心するばかりです。
若いスタッフの笑顔も素晴らしいのです。
上賀茂 秋山
京都市北区上賀茂岡本町58
075-711-5136
門上武司食研究所サイトに
9/05 付、
☆『海外通信』Torino 通信 Vol.12
全イタリアを覆うローコストブーム
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その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
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Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
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投稿者 geode : 01:51