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2008年11月12日

「酒中花 空心」 大阪・新町・中華

いま大阪で予約が取りにくいお店のひとつ、
中華料理店の「空心」です。
久し振りです。
西区新町。
カウンターに座りました。

付き出しに「ひしの実」です。
形もユニーク。
これは蒸したものですが、中はまるで栗のように甘い感じです。

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台湾ピータンは白和え。

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ピータンの濃厚さと白和えの柔らかさで、
いいバランスが生まれています。コクもあります。

蒸し鶏と梨のきなこ和え。

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最初はきなこの甘さを感じます。
しかし食べ進むにつれ梨の食感などがプラスされ、
蒸し鶏の旨さが多層になってゆくのです。

つぎは特製チャーシューのキウイかけ。

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チャーシューとキウイの出会い。
これも酸味と甘みの組み合わせの妙です。

空芯菜の炒めもの。これですっきり。また胃袋が活性化するのです。

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写真を撮るのを忘れた上海蟹。雌で卵も堪能しました。

つぶ貝の山椒ソース。

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山椒の弾けた香りがつぶ貝の甘さを引き出すのです。

締めはハムユイ炒飯の蓮の葉包み。
ハムユイは咸魚で塩漬けした魚のこと。
これを炒飯に入れると独特の香りと塩分。

菜単はオーソドックスですが、
一つひとつの料理に何か加えるだけで「空心」のスタイルとなるのです。
店内は活気が溢れています。
食べ手が愉しんでいるということが店の雰囲気を作り上げているのでしょう。

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酒中花 空心
大阪市西区新町1−21−2 1F
06−6532−7729

門上武司食研究所サイトに

10/10 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
      コルシカ
公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 03:14