« 「ユーハイム」 神戸・洋菓子 | メイン | 「川原町泉屋」 岐阜・川原町・川魚料理 »
2009年11月27日
「鮨 よし田」 京都・北大路・寿司
京都・北大路下鴨中通近くにある寿司屋さん「鮨 よし田」。
今年の夏開店です。
主の吉田紀彦さんは、かつて松原通麩屋町東入ルの「ます多」という
豪快な割烹で修業を重ね、
その後「楽家ずし」や数軒の寿司屋で仕事をした後、
「楽家ずし」のあとを受け継ぐ形で暖簾を掲げたのです。
寿司がメインですが、
なんといっても割烹の仕事ができるので、一品も結構揃っています。
この日は、昼ご飯です。
「料理を少し出して、あとは握ります」とのことです。
おまかせでお願いしました。
フグのにこごり
最初からやりますな。
蛸の柔らか煮、てっぱい、千枚漬け。柚子が効いています。
食欲増進ですね。
さあ、握りへと。
明石の鯛。
寿司飯は赤酢入りです。
剣先イカ。
塩とすだちでそのまま。ねっとり甘い。
しまあじ。
色っぽいでしょう。
ヒラメの昆布締め。
グルタミン酸たっぷりの旨みの洪水です。
とり貝。
噛むと一層旨くなります。
マグロの赤身。
美しい。ほれぼれする自然の発色です。
赤出汁も
魚がしっかり入っています。
この時季ならではのイクラの醤油漬け。
「今がいちばんおいしい季節です」と。
ホント、舌が笑うほど。
穴子。
これも流石です。
右がゴボウで、山葵の細巻き。
そろそろ終了です。
太巻きは、三つ葉、かんぴょう、椎茸に卵ですね。
シンプルですが、存在感ありです。
寿司飯は、
右の赤酢を入れた関東風(でも砂糖も入ります)と、
関西風のやや甘い寿司飯。
吉田さん夫妻です。
鮨 よし田
京都市左京区下鴨東半木町72-8
075-702-5551
「スローフードな宿2」(木楽舎)発売中です。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非ともご覧ください。
投稿者 geode : 03:33