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2012年06月19日
「Frederic Simonin」 フランス・パリ・レストラン
モロッコから帰った夜の食事です。
「Frederic Simonin(フレデリック シモニン)」は、昨年の1月に食しました。
また昨秋、東京の「ホテルオークラ」にてシェフが初来日。
その時の「料理通信」でのインタビュー記事があまりにも素敵で、
また食べたいと思っていました。
「素材を見極め、そして手の料理(人間の感覚)に戻るべき」、という内容でした。
アミューズは、小さなグラス。
下から
フォアグラのムース、
ポートワインのジュレ、
そしてパルメザンチーズの泡です。
これが刺激的でいい感じ。
コースをオーダーしたのですが、前菜だけチョイスしました。
僕は、マカロニです。
上にはトリュフ、
中にはミンチとフォアグラです。
なかなか豪華なのですが、
味わいは繊細で、思ったよりずっと軽やかです。
友人がオーダーしたキャビアには、
カツオ出汁のジュレが、潜んでいました。
季節のアスパラガスには、モリーユが添えてありました。
アスパラガスは瑞々しく、甘く、
モリーユの濃厚さと嬉しい相性です。
ジロールのスープには
アスパラガスソバージュ、
アプリコットなどが入ります。
この塩の利き方、ジロールの味わい、
アプリコットの甘みなど、
見事なバランスを呈しています。
メインは、ブレスの鶏です。
しっとりとした火入れで、
旨みがじんわり広がりをみせます。
デザートです。
パッションフルーツのグラスにココナッツのエスプーマです。
ここでさっぱりです。
チェリーのクラフィティです。
更にチェリーのマーク付き。
小さいカップですが、結構しっかりとしたボリュームです。
エスプレッソ、
そして小菓子です。
安定した、美味なる料理でした。
「Frederic Simonin」
25 RUE BAYEN 75017 PARIS
01 45 74 74 74
投稿者 geode : 23:44