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2013年02月18日

「祇園 松むろ」 京都・祇園・日本料理

「松むろ」がビルから移転しました。
町家を改装して、以前とは趣きの異なる割烹となりました。

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すっきりと伸びたカウンターは、まだ白木の香りが漂っています。
こちらの気分もやや引き締まったりします。


1月に伺ったときの記録です。

八寸です。
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  長芋、このわた、かずのこ、
  タラの芽のもち粉揚げ、平目のりゅうひ巻、
  車海老、ちしゃとう、アワビ、カラスミ、
  青味大根の味噌漬けなど、

新春を寿ぐ料理がずらりと並びます。

お椀は白味噌仕立て。
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京都の新春という感じを受けます。
やや甘めですが、それもすっきりとした口当たりです。

造りは、平目と本マグロのトロです。
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香りとねっとりした食感が素敵。

焼き物は小鯛の味噌漬け。
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味噌の優しい味わいが上品さを誘います。

飯蒸しは甘鯛。
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そこに紅白のお米が入るのがうれしいですね。
ほっこりします。

炊合せもしみじみと旨さが伝わってきます。
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仕事の丁寧さが、一つひとつの食材に施された味の含ませ方から感じます。

蒸し物です。
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鴨肉のつみれを球形にしたもの。
そこにウニと海苔。
このコンビがいいアクセントとなります。

白いご飯がすこぶるつきの美味しさです。
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これは大きなガス炊飯器で、ごく少量づつ炊くために、
米が上からの重さで潰れることがありません。
食べる側の時間で、何組もご飯を炊くという徹底ぶりです。

シンプルな果物。
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これもいいものです。

懐かしいのですが、どこかに新鮮。
いい経験をしました。

「祇園 松むろ」
京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町361
075-531-0300

投稿者 geode : 02:48