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2013年02月19日
「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理
阪神西宮駅下車、
高架の海側を西に向かって歩いてゆくと小さなクルマが目に入ります。
それが「リストランテ ダ ルーポ322」の目印。
開店当初から阿蘇のあか牛を塊で焼くことで名を馳せたリストランテです。
スタートは淡路産真鯛 シャンパンのジュレ
キャビアです。
そこには根セロリとサワークリーム、
シャンパンと海草のゼリーがかかります。
キャビアの塩分と旨みが見事なマリアージュを生み出しています。
淡路産ヒラメ トピナンブルー パセリとアンチョビのソース。
トピナンブルーは菊芋です。
そのピュレ。
ルッコラのスプラウトもきちんと香りありです。
改めてヒラメの力強さを感じました。
アニメッラのフリット ポレンタ フォンティーナ ラルド。
アニメッラとは仔牛の胸腺肉、
フランスではリードヴォーと呼ばれる部位です。
それをフリットにしてチーズやラルドで味を付けます。
濃厚で旨みの凝縮感がいいですね。
山ウズラ フォアグラ サラダ。
クレソンやヘーゼルナッツオイルが加わることで
味わいに軽さとリズム感が生まれます。
冬トリュフのリゾット その香りをつけた玉子添え。
トリュフと玉子は抜群の相性です。
玉子とトリュフを同じ瓶内で置いていると
玉子にトリュフの香りが移ります。
つまり姿無くしてトリュフの香りです。
おまけに、このリゾットは
上から再び黒トリュフをかけるのですから香り充満の一品です。
阿蘇のあか牛 ビステッカ。
まずは室温に戻し、ゆっくりとあか牛の温度を上げてゆきます。
シェフはこのように指で、温度を確かめながらの調理体制です。
炭が熾った段階で、徐々に焼き始めます。
焼きあがったところに香草を置き、休ませ、
肉全体に火入れできるようにします。
それを切ると、
このように全体がピンク色に焼きあがるということです。
まだ血も少し残っているのですが、
決して冷たくなく温かく香りも味わいも素晴らしいのです。
デザートはチョイスです。
紅玉のタルト バニラのアイスクリーム添えを選びました。
あとは小菓子と
エスプレッソです。
やはりここのあか牛のビステッカは、
牛肉を思い切り食べているという実感がみなぎってきます。
「リストランテ ダ ルーポ322」
兵庫県西宮市産所町3-22
0798-22-9744
投稿者 geode : 02:28