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2013年02月25日

「イル チプレッソ」 大阪・南森町・イタリア料理

昨年の秋以来の訪問です。

スタートはバーニャカウダ。
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大阪市内でバーニャカウダを供したお店は、
こちらが早かったような気がします。

シェフの高島さんは生産農家の方と結び付きが強く、
季節ごとにいろいろな野菜が入手できるのです。

寒ブリと大根 魚醤風味。
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ブリ大根もこんなスタイルになります。
魚醤はいかなごで作られたもの。
独特の酸味と風味がすばらしい。
興味深い一皿でした。

フリット。
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赤穂の生牡蠣、貝塚のふきのとうです。
塩とレモンで食べました。

牡蠣は弾力ありの太った一品で、
海のミルクという感覚が強調されています。

ふきのとうは、まさにほろ苦さの凝縮です。

全粒粉で作ったストラッツァプレティ 菜の花と白ミル貝。
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ストラッツァプレティはエミリアロマーニャ地方の伝統的なパスタのこと。
ねじりをいれた感じです。
塩分のきいた味わい。
白ミル貝の濃い味がいいですね。

大和肉鶏とビーツのトルテリーニ。
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大和肉鶏は、シェフ最近のお気に入り。
確かに肉質はしっかり、味わいはじつに濃厚。

そこにビーツとレバーの入ったトルテリーニ。
これは餃子、もしくはワンタンの皮のようなパスタで素材をくるみます。

肉鶏のスープがまた美味です。

阿蘇の馬肉のちりめんキャベツ包み。
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付け合せの豆は、豚足などと煮込んでいます。

馬肉にはチーズも入り、
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シェフ特有の力強さというか迫力のある一品となりました。

黒カブもついています。

デザートは吉田牧場のリコッタチーズと金柑のコンポートです。
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チーズと金柑の組み合わせは新鮮で、かついい相性。

イチゴのグラタン ピスタチオのソルベ。
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熱さと冷たさ、異なる甘味と風味。
インパクトのあるデザートです。

徳島の純黒糖です。
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これを口に含みエスプレッソです。
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いつも安定しながらも、
どこかにやんちゃな様子が顔を覗かせるメニューでした。
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「イル チプレッソ」
大阪市北区菅原町10-32 ウエムラ西天満ビル1F
06-6363-2772

投稿者 geode : 01:27