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2013年07月18日
「ぎをん天婦羅 天宗」 京都・祇園・天ぷら
以前から気になっていた祇園の天ぷら屋に、ようやく行くことができました。
祇園南側・花見小路より一本西の通りにある「天宗(てんそう)」です。
天井が高く開放的な空間のカウンター。
先付けは
帆立、キュウリ、土佐酢ジュレがけです。
さわやかな酸味と帆立の甘みでスタート。
海老が2尾でました。
真ん中がやや生で甘みが充溢です。
山科茄子。
包丁の入り方が美しいです。
椎茸は歯ごたえがしっかりしており、その旨みが溢れます。
鴨ロースのサラダ。
これが途中で入ることによってリズムが変わります。
鴨ロースがいきています。
キスは骨もきちんと揚げてくれます。
この骨せんべいが香ばしくて美味です。
生麩はいかにも京都らしい。
ヤングコーンも甘みが魅力です。
ミョウガが入ることで、またリズムが変わります。
鱧です。
京都の夏を代表する魚で、トマトの酸味と甘みがアクセントになります。
伏見唐辛子。
これは甘長ともいわれ辛みのない唐辛子です。
独特の風味と甘みが閉じ込められています。
万願寺唐辛子とともに京都伝統野菜の一種。
よもぎに包まれて供された一品です。
中身は餡です。
上品な甘さが素敵。
締めはかき揚げ丼にしました。
丼つゆの濃厚さも含めて、この丼は値打ちありです。
青梅のソルベでスッキリと終了です。
2階にも小さな個室があり、そのカウンターもなかなか魅力的でした。
京都は天ぷら屋さんの比較的すくない地域で、この店が果たす役割は大きいといえるでしょう。
「ぎをん天婦羅 天宗」
京都市東山区四条花見小路下ル三筋目西入ル
075-561-0555
投稿者 geode : 01:54