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2014年06月03日
「草喰 なかひがし」 京都・銀閣寺・日本料理
3月、久しぶりに伺った「草喰 なかひがし」。
木村英輝さんののれんが印象深い。
始まりは、蛸、ハマグリ、猪の実山椒、
頭芋、一寸豆、菜の花、蕪に干し柿など。
ここならではのもてなし。
ハマグリ、つくし、キンカンなど。
その中の一品。
山葵の葉っぱで包まれたお寿司。
白和えは、椎茸、こんにゃく、フキノトウがのっかり
春の苦味を演出しているが素敵だ。
白味噌の椀。
しじみ、とち餅、紅白かぶと、
これも中東さんの世界満載。
かまどで御飯が炊ける。
煮えばな、アルデンテ状態。
甘味が強烈。
岩魚。
中骨は素揚げをして全体を食べる。
なんとも荒々しくも上品な一品。
3月はひな祭り。
貝合わせを意識しての器。
鯉は3ヶ月地下水で飼育し臭みを抜く。
辛味大根、水菜などの野菜も。
椀物はうど、金時人参、甘草、むかご、柚子、春キャベツ。
そして春鹿のつみれだ。
季節感、土地の感じが素晴らしい。
ピントは悪いですが、鯖の2年熟成もの。
なれ寿司。
クセがあるかと思うが、じつにこなれた味わい。
花山椒。
若竹である。
わかめの香りが秀逸だ。
なんとカラスミを酒粕で巻き、
付け合せはモリーユ。
若狭の甘鯛に大徳寺納豆。
田ぜり、甘草、ホウレン草などを揃える。
これも中東さんならでは。
メイン前の琵琶湖の小鮎。
これが旨い。
すっと喉を通る野菜の炊合せ。
御飯もすっかり軽やか。
おこげも締めに。
甘いイチゴ。
金平糖。
水なしの軽やかな味わい。
相変わらずの”なかひがしワールド”を堪能。
「草喰 なかひがし」
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500
投稿者 geode : 01:34