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2015年04月15日
「ad hoc(アドック)」 大阪・福島・フランス料理
6名での会食となった。
3名は「ad hoc」が初めてというメンバー。
シェフの高山龍浩さんは「トゥールモンド」から店名を変え移転して半年近くになる。
いま、非常に勢いのあるシェフの1人。
内装もナチュラルな感じが上手く生かされ、居心地のいい空間となっている。
4種の山菜。
琵琶湖のワカサギにふきのとうをまぶしたフリット。
行者ニンニクとカニ
ウルイに黒オリーブ・イワシ
ウドのピュレ、青リンゴのゼリー
春を告げる前菜がでてくる。
豆、エゾアワビ、温度卵
貝とジャガイモのピュレ
上にはウスイエンドウ、空豆、スナップエンドウ
そしてアワビに温度卵だ。
豆の青味とアワビのうま味の調和がうれしい。
パンに添えられた発酵バターがすこぶる美味しい。
黒毛和牛と春キャベツのミルフィーユ。
部位はイチボ。粒マスタード、パパイヤ。
辛みと甘みの融合が見事。
山羊ミルク、白アスパラ。
ミルクはスモークの香りが秀逸。
アイナメ、桜エビ、キクイモ。
竹の子も入り春満載の一皿だ。
仔豚、ヒイカ、季節の野菜。
90日飼育の仔豚の皮はカリッと香ばしく、
ヒイカのイカスミで味付けされたリゾーニもいい食感。
ミモレットとオレンジのエクレア。
少しエキゾチックな熟れた味わいがクセになる。
苺、ハイビスカス、ココナッツ。
口の中で幾重にも食感が変化する。
セロリ、ピスタチオ、ホワイトチョコ。
これらの食材をまあるく収めた傑作である。
プティフール。
エスプレッソ。
新しい場所での展開も落ち着きをみせ、
高山シェフの目指す仕事の輪郭が見えてきた。
「ad hoc(アドック)」
大阪市福島区福島1-1-48
06-6225-8814
投稿者 geode : 01:22