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2016年03月23日
「煉瓦亭」 東京・銀座・洋食
編集者と打ち合わせも兼ねての昼食。
老舗中の老舗という雰囲気が漂っている。
あらゆる客を包み込んでしまう空気が流れているのだ。
ここでは、やはりポークカツレツ。
大きな皿にあふれんばかりのポークカツレツと千切りのキャベツ。
余分なことを一切排除したシンプルな姿。
ポークカツレツは、パン粉の粒立ちがよく、
ナイフを入れるとサクッとした音が聞こえてくる。
衣とポークがはがれることなく、口にふくむ。
豚肉が持っている脂分が弾けてくるのだ。
そして千切りのキャベツ。
この瑞々しさとシャキシャキ感が美しく同居している。
どちらもウスターソースである。
ソースの酸味が日本の洋食には欠かせない。
編集者はポークチャップ。
ここでもパイナップルが乗る。
これも懐かしい風景だ。
ある時代は、豚肉とパイナップルはセットと考えられていた。
そして海老ライスである。
白ご飯が王道なのだろうが、どうしても海老ライスを欲してしまう。
日本生まれの洋食は、どこか落ち着きを感じてしまうのである。
「煉瓦亭」
東京都中央区銀座3-5-16
03-3561-7258
投稿者 geode : 01:05