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2016年05月16日
「ル・ビストロ・クードポール」 大阪・天満橋・フランス料理
「ル・ビストロ・クードポール」創業して 30年以上。
今春、カウンターを設けるなどリニューアルしたところ。
オーナーシェフの田中悦男さんは、
還暦を超えなお元気で現役の料理人。
男性 10名集まり会食。
集まった人たちも平均年令が 60歳前後だ。
メニューは田中さんにおかかせ。
「今日は、クラシックな料理を中心にやります」との宣言。
ヤングコーンに空豆。
ヤングコーンのヒゲがインパクトあり。
サクッと胃袋に落ちてゆく。
大きなグラスに入った鰹と夏野菜。
トマトのクーリー、その酸味がいいアクセントで鰹の味わいを深める。
猪ハムと黒豚ベーコン。
猪は内ももを使う。香りが野生感を与える。
黒豚は甘味と燻製香のマッチング。
ロメインレタスなどが入り、
シェフ「シーザースサラダのイメージです」と。
寿都産五月鱒パイ包み焼き。
この焼色が食欲を刺激する。
切り分け皿盛りをしたときの姿はやはりクラシック。
コクと酸味のソースに魅了される。
人参・雲丹・牛ホホ肉 コンソメ。
人参のピュレに雲丹とコンソメ。
間違いのない組み合わせ。
「こういうのを食べるとほっとするな」と参加者から。
噴火湾産松皮鰈ムニエル。
「和食で食べて無茶苦茶おいしかった松皮鰈
いちど使ってみたかったんです」とシェフ。
「こん立派な松皮鰈は珍しい」と参加者からも。
シェリービネガーをきかせたソースとの相性も抜群だ。
海幸 カルドソ。
スペインの雑炊というかおじや。
それもスープたっぷり目のタイプ。
甲殻類ファンにはうれしい一品。
ブルターニュ産仔牛フィレ肉のロースト。
フレッシュモリーユ フォアグラ添え。
確かな火入れで仔牛はジューシィーな歯ごたえ。
モリーユの味わいもいい添役。
フロマージュの3種盛り。
安定感ありだ。
ブランマンジェとパリ・ブレスト。
フランス料理の締めを飾るにふさわしいメニュー。
シェフの考えと心意気をしっかり受け止める。
最後はエスプレッソ。
シェフが選んでくれたワイン。
「年齢かもしれないが、こういった料理を食べると
なんか安心感があるね」と。
無理をせず、押さえるところをきっちり守る。
ゆったりした気分で帰路についた。
「ル・ビストロ・クードポール」
大阪市中央区船越町1-3-5 ザ・マーキュリー愛晃ビル1F
06-6941-8577
投稿者 geode : 01:54