2017年08月01日
「原正」 大阪・谷町9丁目・寿司
夜の8時半。
寿司を求めて九州や和歌山、京都から集まる。
この時期は魚が厳しいと思うが、店主の石川さんは
「工夫をどれだけできるか楽しい時期でもあります」と話す。
江戸前でもなく、といって関西風を頑なに標榜するのでもない。
いわば双方のいいところを巧くミックスした感じだ。
ええとこ取りは、往々にして失敗を招くこともあるが「原正」は見事な着地をしたのであった。
この日は最初にあてを二品、そこから寿司というリクエスト。
鮑が出る。
この歯ごたえがもたらす快感がスターターとなる。
投稿者 geode : 01:55