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2017年09月11日
「イル ギオットーネ」京都・東山・イタリア料理
なんと笹島弘保さんの「イル ギオットーネ」が開店して15年が過ぎる。
はやいものだ。
それを記念して9月1日から11日まで、トラットリアメニューを一旦復活させていた。
スタイルは前菜の盛り合わせとコーヒーが2500円。
あとはアラカルトで注文するという内容。そんなカジュアルなスタイルのせいか、客席はもちろん満席でとても明るい話し声がこだまする。
5種類のパンがでる。バリエーションがあるのがうれしい。
前菜の盛合せ。
豚肉のロースト ツナソース
フリッタータ
ホタテとズッキーニのマリネ
ピーマンのバルサミコ酢
タコとジャガイモのサルサベルデ
トマトとチーズのカプレーゼ
ハムとサラミ
カボチャ
というように典型的なイタリア料理の前菜。
最近、このような料理が少なくなったので懐かしい。
笹島さんはストーブ前でずっとパスタを作り続ける。
パスタは決してスタッフに任せないのが笹島さん。
その笹島さんが作ったペンネ・ゴルゴンゾーラ。
ペンネの固さからギルゴンゾーらの粘度、上に振られたコショウの弾け方など見事なバランスである。
さすが、と思ってしまう。
サラダもたっぷり。
魚料理はのどぐろである。
脂ののったのどぐろは、その脂分がうまみの象徴のように調理されていた。
メインはミラノ風カツレツ。
これは郷愁を誘う。骨付きを仕上げる。
骨に近い部分をかぶりつく。
この大胆さがいいのだ。
がっつり食べたという満足感がみちてゆくのが分かる。
デザートは
クレームブリュレ
カンノーリ。
エスプレッソで締める。
笹島さん15周年おめでとうございます。
次の5年、10年も楽しみにしています。
「イル ギオットーネ」
京都府京都市東山区下河原通塔の前下ル八坂上町388-1
075-532-2550
投稿者 geode : 01:07