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2018年03月07日
「遊形サロン・ド・テ」 京都・姉小路通・カフェ
「遊形サロン・ド・テ」は、俵屋旅館プロデュースのカフェである。
つい最近、コーヒーが変わったとの情報を得た。
休日の昼下がり、訪れた。
珍しく店内はのんびりした様子で、中庭が見えるカウンターに腰を下ろした。
ちょうど、陽光はすごくいい感じに中庭を照らしている。
ポットサービスで深煎りコーヒーを飲む。
上品は苦味がやってくる。
それは静かに口内で広がりを見せる。
しかし、それがしばらくするとかすかな甘味を放つ。
飲み口は、思ったより軽やかである。
そして何より余韻がすっきりとしているのが嬉しい。
口の中に必要以上の長さを残すのではなく、むしろ弾けるように終焉を迎える。この感じが素敵なのだ。
ポットサービスなので３杯目から少しクリームを入れる。
むろん、まろやかさは出るのだが、苦味はきちんと残る。
豆の持つ実力と、焙煎技術、抽出の技術などがうまく作用したコーヒーとなった。
このコーヒーを味わえるのが嬉しい。
「遊形サロン・ド・テ」
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
075-212-8883
投稿者 geode : 01:24
