« 「HATSU」 大阪・北新地・イノベイティブ | メイン | 「唐菜房 大元」 大阪・西天満・中国料理 »
2018年12月13日
「中国菜 香味」 大阪・西天満・中華料理
いま、西天満は中国料理激戦区である。
その中にあっておそらく一番古い「中国菜 香味」。
八名で訪れた。
まずは前菜がずらり。
きくらげ
干しエビに白ネギ このサイズに驚く。
皮付き豚肉の燻製に野菜。
白菜の漬物 淡い味わい
ハチノスにセロリ 生山椒
よだれ鶏
湯葉 豆豉
どれも仕込みから時間をかけた手間のかかる料理。
それが確実に味わいに現れる。
フカヒレのスープは白湯。
鶏を8時間煮込んだスープのクリアにしてコクの表現はすごい。
海老と野菜の炒め物。
黄色は塩卵。これは自家製、よって塩分濃度が精密である。
塩辛さとコクのバランスが絶妙だ。
牛ばら肉のトロトロ煮込み。
このタイトル通りのトロトロ具合。
中国パンに挟む。
じゃがいもとターサイ。
しゃき、グニュ感とばら肉の脂分の嬉しい結合である。
カイラン菜、衣笠茸など上湯に煮込む。
これが身体に染み渡る味わいで、元気がみなぎってくる。
和えそばは、やや辛みがあるが、奥からグッとうまみが押し寄せてくる。
これはクセになる味わいである。
この材料で幻と言われるデザートが作られる。
温度とスピードの勝負である。
三不粘の完成である。
皿につかない、箸につかない、歯につかない。
食感と甘味と卵のコク。
忘れがたい味わいである
杏仁豆腐、マンゴープリン、洋梨のコンポート。
大満足であった。
「中国菜 香味」
大阪市北区西天満3-6-15
06-6364-2980
投稿者 geode : 01:09