2020年07月30日
「L’AS」 東京・南青山・フランス料理
初めて「L’AS」を訪れたのは、オープンしたばかりの2012年のこと。
今では信じられないが、客は我々二人だけという状態であった。
厨房の中にレストランがある。
とにかく店内の隅々まで掃除が行き届いていて、その美しさには目を見張った。
金子大輔シェフの
「大阪の『ラ・ベカス』東京の『コートドール』という
東西きれい好きのシェフの元で働きましたから…」
という言葉は、今でも忘れることができない。
その時に食べた「フォアグラのクリスピーサンド」は、経験したことのなかった味わい。
発想のすごさと味わいの安定感に感心した。
ハーゲンダッツのクリスピーサンドからインスピレーションを得たものらしい。
フォアグラというフランス料理を代表する食材を、
種々の香りのコンフィチュールとともに薄焼きの生地と挟む。
見た目はクリスピーサンドだが、食べると口内の温度でフォアグラが溶け出し、
コンフィチュールと味が重なり、比類なき一品となっていた。
このフォアグラクリスピーサンドが、オンラインで購入できることになり
知人が送ってくれた。
2種類あった。
キャラメル味とストロベリー味である。
冷凍で届くので10分ほど常温で置き、2時間程度冷蔵庫で解凍する。
それから速やかにクリスピー生地で挟んで食べる。
投稿者 geode : 01:07