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2020年11月24日
「ポンテベッキオ」 大阪・北浜・イタリア料理
大阪・北浜 大阪証券取引所ビル。
その一階にあるイタリア料理の「ポンテベッキオ」。
オーナーシェフの山根大助さんと知己をえて30年以上の歳月が流れる。
早くから独自の世界を構築してきた。
その世界観をたっぷり表現する料理の数々である。
じっくりとローストしたビーツのフランボイワーズビネガーマリネ
ブリのタルタルを乗せたトースト添え
ビーツの甘酸っぱさとモッツァレラ、生ハム。
そしてラルドをまとったブリ。
重層的な組み合わせにまずは舌が反応する。
温かいポテトのティンバッロとキャビア
シグネチャーメニュー。
温かいキャビアの料理は見事。
タコのティエピドとセロリのエチェベ ザバイオーネ 冷たいキュウリのソース添え
タコの変化と旨みの凝縮感に驚き。セロリの働きも大。
魚介の濃いズッパディペッシェ メイタガレイと黒アワビのグツグツ煮
アーティチョークのジェラート添え
グツグツ煮とは?と思っていると山根シェフ創作の器で、アワビがグツグツと踊っている。
隣ではジェラート。
この温度差を感じて欲しいというシェフの思いである。見事な着地であった。
淡路産大ぶり骨抜き鱧 松茸と野菜のリゾット仕立て バジリコ風味
鱧の食感が違う。「骨切りとは違う味わいと歯ごたえがあります」と。
松茸との新たな饗宴を楽しんだ。
イタリア産白トリュフのタリオリーニ
発酵バターとパルミジャーノチーズ 温卵添え
この季節のご馳走。なんとバランスのいい一皿であろうか。
塩漬けラルド巻きした南淡路産ゴールデンポークの炭火ロースト
蓮根のポレンタを添えて
ゴールデンポークの瑞々しさ。野菜との相性もよし。
アヴァンデセール。
液体窒素の賜物。
ドルチェ
エスプレッソ。
山根さんの世界観満載。
料理を作り続ける熱量はまだまだフル回転であると感じた。
「ポンテベッキオ」
大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル1F
06-6229-7770
投稿者 geode : 01:35