2022年06月10日

「Le Passage(ル・パッサージュ)Pour2」 神戸・中山手・フランス料理

春名公章シェフは、信念の料理人である。
シェフが自らの料理を「トラディショナル」と呼ぶ。
一般的にはクラシックと呼ばれるかもしれないが、あくまでトラディショナルなのである。

 

店内はカウンターとテーブル席。
カウンター内の厨房で、まず目をひくのが銅鍋の数。
サイズ違いの鍋がずらりと並ぶ。

 

男性6名、フランス料理のシェフも混じる。
いわゆる濃い客だ。

 

うさぎのジブロット仕立て冷製

コンソメジュレとロワール産ホワイトアスパラガス添え
まずはサイズに驚くというか感動を覚える。
シェフのこの日の料理に対する気迫を感じる。
うさぎがこれほど印象深い料理になるとは想定をはるかに超える。
コンソメのジュレのキレの良いコク。
アスパラガスのほのかな苦味と甘さ。
「このサイズ、勝負してますね」とあるシェフ。

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投稿者 geode : 10:00