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2007年04月25日
「瑳こう」 大阪・本町 和食
「あまから手帖」の編集アシスタントが辞するので、編集部主宰の送別会。
会場は、大阪・御堂筋本町近くの「瑳こう」という居酒屋。
小さい雑居ビルの路地の奥。手前には「花舎」(ハナヤと読む)というお惣菜屋さんがあり、両親の店だ。
実は「瑳こう」の店主・田口尚孝さんも「花舎」で調理をしていた。5年以上前に独立し、泉州沖の魚介類を巧みに使うことで名高い。
↓まずホタルイカがでた。
さっとボイルしただけだがめっきり旨い。味噌の香りがたまらない。
↓続いて泉州の水ナス。
瑞々しいというのは、このナスに使う言葉、と思うぐらいである。
↓造りはタコ、カツオ、平目、コチ、スズキ、コショウダイがたっぷり。
どれも濃密な味わいで、それぞれしっかり主張を繰り返すのである。
↓一寸豆。
焼いただけだが、驚きの甘さである。
↓次は若たけ。
タケノコと菜っ葉とワカメ。シンプルにして滋味深い料理。
↓蓮根の天ぷら。
輪切りにするのではなく縦に切る。これがいいね。
↓トビあらの唐揚げ。
トビあらが滅法甘い。
↓里芋の天ぷら。
僕は、ここで終了し、
年に一度の「カツオの会」に参加するために出発した。
田口さんの魚を選択する眼力は強烈、という話題は広がりをみせた。
テーブル席でワイワイとやるのもよし、またカウンターでしっとり飲むのもおすすめである。
というのは、日本酒のチョイスも見事なので。
「瑳こう」
大阪市中央区北久宝寺町4-3-12 小原5ビル1階
06-6251-2357
投稿者 geode : 09:59