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2007年07月05日
「Fujiya1935」 大阪・内本町 スペイン料理
東京のマンダリンホテル38階のタパスバー。6席のカウンターで一日二回転。エル・ブリを思わせるメニューを供する。先月、運良く予約が取れて訪れた。そのとき頭によぎったのが大阪の「Fujiya1935」。藤原夫妻と家族が生み出す料理が食べたくなったのです。
ちょうどパリから一時帰国していた友人と一緒に出かけました。
モヒートの軽いシャーベット から(写真なしです)
ピコと緑のソース
赤ピーマンのウエハース
チーズに埋め込んだプチトマト
緑のソースはバーニャカウダをイメージ
ウエハースは赤ピーマンの甘味が。
このパンが軽く焼き上がり、つい手を伸ばしてしまう。
玉葱の薄いパン(これも写真なしです)
シラサエビのソテー イカ墨の砂・ロメスコ・オレンジ風味のマカロニ
ターメリックの香りが利いてエビが生きる
由良の雲丹とじゅん菜、チャコリとバルサミコのソース
ガラスの器の美しさもあり、バルサミコはソルベとなって、その淡さが見事
鱧と帆立のフラン、キヌア
キヌアのプチプチとした食感が食べるリズムを作る。
熟したトマトのシャーベット、オリーブとバルサミコソース
濃厚なトマトの甘味と酸味にオリーブオイルの軽やかさにバルサミコ甘味と酸味。なんという一体感。
新牛蒡と空豆のスパゲッティーニ、パルメザンチーズにみたてたクルミ
パルメザンにみたてたクルミ、何回か食べているがいつも驚き。
やさしく火を入れた鱸と水牛のリコッタチーズ、ハモンイベリコのソース
盛りつけのセンスと鱸の火入れの素晴らしさ。
トリプルチップス
海水の泡がスパイス。ジャガイモがこんなにおいしいとは・・
シャラン産ホロホロ鳥のロースト、サリコルニアとオリーブのソース
サルコルニアはシーアスパラ。この火入れも的確、こういった技術の裏付けがあるからこその展開。
青梅のコンポートとオレンジの花のゼリー
フルフルとした食感に青梅の甘さははかない。
ピスタチオの液体窒素ガラピニャーダ
一瞬にして溶けてしまうので早めに
サフランの軽いメレンゲ、ヨーグルトソース
オルチャータのジェラート、ニワトコのソース、ホワイトチョコレートの軽いエアー
食後のリキュールはお母さん手製。
ナスタチウム、キンカン、梅、枇杷、ローリエの5種。
このメニューを食したパリの友人(パリだけでなく結構いろいろなレストラン経験豊か)は「これはパリで充分いけるわ。星も一つは絶対ね」とえらく感激。8月に再帰国するのだが、予約を入れていた。
久しぶりであったが、訪れる度にパワーアップで楽しみは増すばかり。
Fujiya 1935
大阪府大阪市中央区鎗屋町2-4-14
06-6941-2483
投稿者 geode : 05:43