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2007年07月13日
「懐食 清水」 大阪・島之内 和食
大阪島之内にある「懐食 清水」。カウンターとテーブル席が一つ。少しモダンな内装がすっきりとした雰囲気を醸し出す。
主の清水俊宏さんが作り、奥さんがサービスを担当する。二人ともそんなに多く喋らないが、温かな空気が流れているのもうれしい。
付き出しは
蒸しアワビとずいき、小芋の白和え。
アワビに歯を入れたときに一瞬にして口のなかで広がる香り。磯の香りがいいんです。
八寸は
マグロのにぎりが入る。
椀物は
鱧と新レンコンのくず仕立て。
この季節ならではの椀物で、くず仕立てにすることで鱧の旨みは閉じこめられる。
造りは
がしらとしらさえび。
しらさえびの甘みが濃厚である。
焼きものは
鱧とベビーコーン、タマネギと鮎の南蛮漬け。
鱧の照り焼きはたれの味が、鱧の甘さを強調することに。鮎のほろ苦さとのバランスも見事。
揚げ物は
瀬戸内の穴子にしらさえびの頭。
えびの頭の香ばしさがいいアクセント。
ごはんは
土楽さんこと福森雅武さん作のシチュー鍋だが、これでご飯を炊くと素晴らしい。
漬け物とごはん。
ごはんは鯛と新ショウガの炊き込みごはん。ほのかなあまみ。二膳食べました。
デザートは
デラウエアのゼリー寄せ。
いつ訪れても安定感があり、安心して食べることができる。
懐食 清水
大阪市中央区島之内2-13-31
06-6213-3140
投稿者 geode : 01:19