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2007年09月12日
「民宿さんなみ」Part 2 石川・能登 宿
快適な目覚めです。
ぐっすり眠りました。
朝食は「日本一」と謳われました。
再び囲炉裏端に集合です。
囲炉裏には「小糠鯵」が乗っています。
「小糠鯵」は「こんかあじ」と呼ばれます。糠に漬け込んだあじ。3年もの。
これが白ご飯を呼びます。塩分と旨み。もうたまりませんね。
つるなのおひたし。
いもたこ。
そのままの名前ですが、ここでもいしりの香りが利いています。
豆腐には
甘味噌とこんにゃくがかかります。
締めに寒天ゼリー。
なんとも元気になる食事です。
食事のあとは庭を眺めながら珈琲を頂くのですが、そこから見える光景。
「能登は元気です」
これはご主人が、芝刈り機で作られたもの。24時間ライブカメラでネット配信され
ています。
「ただの風景では面白くないので」と。
船下さんご夫妻と話していると、どんどん能登半島が好きになってゆくのです。
「さんなみ」さんをあとにして、お嬢さん夫妻がなさっている「民宿フラット」と
「ベーカリー・フラット」に立ち寄り、帰路につきました。
スローフードな旅。
なんど訪れても、その印象は変わらず、ますます思いを強めるばかりです。
探せば、いい宿はいくらでもある。
まず出かけ、泊まり、食べ、語らうことから旅の新しい形が見えてきます。
郷土料理の宿 さんなみ
石川県鳳至郡能都町矢波27-26-3
0768-62-3000
※本日9/12付、門上武司「食」研究所サイト上に
『海外「食」レポート』London通信Vol.1 「ロンドンでカフェに行こう」
を公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 01:34