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2007年09月27日
焼きya「天下茶屋 たゆたゆ」 大阪・天下茶屋・焼きとん
京都の若き料理人と月に一度の勉強会。今回は先方から「豚料理」というリクエストが出た。豚はここ数年銘柄豚が登場し、俄然面白くなった。
豚を扱う料理店が増え、選択に困るほどである。
さまざまな情報を収集し、天下茶屋の焼きとんya「天下茶屋 たゆたゆ」に出かけた。堺筋本町の大阪商工会議所での仕事を終え地下鉄堺筋線に乗る。本町から約20分強で天下茶屋に着く。駅からは数分の立地。
店の看板と提灯がいい雰囲気をつくってます。
これで期待は高まるのです。
カウンターに女性2名、男性5名という組み合わせです。主の川端友二さんに任せました。豚は茶美豚です。
まずはガツしんです
胃袋の湯引きにポン酢たれ。こりっとしていいですね。
焼きで2種
右はガツしんで塩
左はタン下は醤油たれ
まったく臭みなどなし、食感の楽しみです。
もつ鍋
これが味噌ではなくすまし。生姜がきいて見事な味わいです。これにはやられました。
のどぶえ
気管弁です。軟骨に近い感覚。これで二頭分です。
てっぽう
直腸。一口目は少しホルモンの匂いがするのですが、二口目はすぐに慣れるんですね。旨さが先行です。
次も二本。
右がチレ、脾臓ですが背肝に似た感じで好きな部位です。左はちちかぶ、乳腺です。
生つくね
これは鶏のつくねです。
これは貴重です
丸腸
脂がじゅわっとで味の濃い部位。いいです。
つくね
これは豚と鶏との合い挽きです。生卵を付けるのも素敵なプレゼンテーションです。
締めのご飯は各種
たまごかけご飯
じゃこ飯
ささみ丼
バターしょうゆご飯
このバターしょうゆご飯は小さい頃によく食べたものです。旨さの出し方が見事です。
非常にざっくばらんな雰囲気の中で、確実に旨いモノを供する。これは繁盛の法則です。「九州の養豚場から見てきました」という川端さんの熱意も十二分の伝わってくる店です。北加賀屋にもつ鍋の店ありです。
焼きya 天下茶屋 たゆたゆ
大阪市西成区天下茶屋3?23?22
電話:06-6659-1201
※門上武司「食」研究所サイト上にて
『海外「食」レポート』Torino通信Vol.1 「食に保守的なイタリア人が
受け入れる新しいパスタとは?」を公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 05:11