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2007年10月30日
「Restaurant Maekawa」 京都・祇園 フランス料理
「高台寺 土井」でジャガールクルトの展示会がありました。
今回は京縫師・長丱敏明さんとのコラボレーション作品が数点、展示されていました。
会場にはエッセイスト・松山猛さんがおられました。じつは、『あまから手帖』の来年1月号に「ナポリタンと昭和」というエッセイを書いていただくので、その打合せもしました。
終了後、食事ということになり祇園の「Restaurant Maekawa」に向かいました。松山夫妻にジャガールクルトのブランドCEOフランシス・ブランさんや双方の友人を含め7名でした。ブランさんは、フランス料理にワイン好きであります。
まずは、アミューズです。
ニンジンのムースにハリイカ。ニンジンの甘さにコンソメゼリーや野菜の種々の甘さが見事なハーモニーを生み出すのです。食欲が一気に開花・・。
つぎは前菜です。
しめ鯖と上賀茂で獲れた野菜のサラダ。しめ鯖に乗っているのが生姜のコンフィチュール。鯖の脂分と酸味に生姜の持ち味、これはいい組み合わせです。
続いての前菜です。
甘鯛にモンサンミッシェルのムール貝、カリフラワーのソース。
甘鯛が元気です。
スープは
サツマイモです。甘すぎず、でもしっかりサツマイモの旨みを供出です。
メインは
牛フィレ肉のソテーにインカの目覚めと無花果です。
インカの目覚めというジャガイモの甘さも利いています。
締めは
牛刺しの炙りにウニをのせた一口のごはん。凝縮した旨みをちょっと。まさにこの店のスタイルですね。
デザートが
黒胡麻のソルベに紫芋のケーキとリンゴとシナモンのケーキです。
「ミシュラン」ガイド東京版の出版や、東京のフレンチ事情など、話はやはり食べることがメインとなりました。このガイドが、いかなる影響を与えるのか、まだ見えてはいませんが、これまでのガイドとは異なった展開にはなるような気がします。
「Restaurant Maekawa」(レストラン マエカワ)
京都市東山区祇園縄手新橋西側SPACEしんばし1F
075-525-2217
投稿者 geode : 07:41