2007年11月15日
「メキシコ3日目の昼と夜」メキシコ・プエプラ
第5回世界スローフード大会。いよいよ三日目を迎えました。午前中の会議が終わったところで昼食。
昨日と同じ会場で、今日は椅子にオレンジのリボン。
昨日はイエローでした。これだけでも気分は変わります。
チーズが届きました。これをつまみながら料理を待つわけです。
続いてスープ皿に、トルティーヤが入り、ここのスープが注がれるのです。
チーズの旨みが生きています。
次の料理は、温かい仔羊です。仔羊の匂いがしっかりとしており、仔羊ファンにはたまらない逸品です。
そして珈琲・デザートとなるのですが、
この珈琲がシナモンの香りを漂わせると同時に、やや濁りがあります。
なんと、煮出しているのです。
珈琲元来の抽出方法ともいえます。
さてさて、昼からの会議が終わるとディナーですが、そのまえに世界で一番高いと言われるピラミッドの見学です。
午後8時も過ぎるとすっかり回りは暗くなってきます。
そこに土着の衣装を纏った人達が、ネイティブな舞踊を見せてくれるのです。
参加者は、照明用の器具を持つのです。
これがピラミッドの一部です。
観光用に作られたものかもしれません。ピラミッドにのぼる猛者もおります。
ディナーは大学の中庭を使用。会場の装飾の美しさ、テーブルセッティングの派手さなどどれもいい気分です。
食事の前に、プエブラ市長との交流があります。市長始め政府の要職など、スローフード運動の理解者がステージに。
料理はスープから。
トウモロコシ始め、野菜の具だくさんのスープでした。
これは、メキシコ原産の芋のようなものを使った郷土料理。
トルティーヤを添えて。
ステージには、先ほどのダンサーが再度登場です。
つぎなるステージは、マリアッチの音楽家達大集合です。
管楽器が踊るバンドも久し振りです。
スローフードのシンボル・カタツムリの形をしたお菓子は素敵な味でした。
三日目も無事終わりました。
明日は午前中に最後の会議、昼食の後、メキシコシティーへ移動して、ロサンゼルス経由、帰国の途に着きます。
※門上武司「食」研究所サイトに、
本11/14付
☆『海外通信』 London通信Vol.3「シェークスピアの国の料理本って?」をアップしました。
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投稿者 geode : 02:49