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2008年01月11日
「杏杏」神戸・鯉川筋・中華料理
「にっぽん丸 春の瀬戸内海周遊クルーズ」は午前10時に神戸港入港。
午前11時半から神戸・鯉川筋から西に入ったところの「杏杏」にエッセイストの松山猛さんご夫妻と出かける。
ここはお粥で有名な店だが、点心などが増え広東家庭料理を名乗る。
まずは皮のパリッとした焼き豚
確かに皮目はパリッと、なかはふんわりと甘みも一緒に溶けてゆきます。
昼のお粥セットには小さい焼きそばが付く。一人はこのセットを。あとは単品で。
セットのお粥は魚粥です。白身の魚を入れると瞬時に火が入り、魚の味が少しお粥に移るのです。
単品で頼んだピータン粥
このほうが味は濃厚です。ピータンの甘みやコクが入ると味は全く違ったものになるのです。これがなかなかいけます。
カイラン菜炒め
カイラン菜の炒めもの。これがあれば必ず頼む好物です。サクッとした食感や独特の苦味などいいですね。
髪菜と春雨煮込み
髪菜はファーツァイとよび藍藻の一種。髪の毛のように細く、独特の食感。中国では財をなすということを意味する。これと春雨を味噌味で煮込んだ料理。正月のおめでたい料理のひとつ。
セットの焼きそば
これはもやしたっぷりです。
カキ卵炒め
これはしっかり卵に火が入っていますが、ふんわりと仕上がり、中の牡蠣もほどよく甘み・苦味をだしています。
デザートのオレンジ。
店内はカウンターと奥にテーブル席があり、僕達はテーブル席でゆっくりと昼ごはんの時間を送ったのでした。
杏杏
神戸市中央区下山手通4-13-14
078-322-3339
門上武司食研究所サイトに↓公開中
投稿者 geode : 04:26