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2008年03月24日
「t.v.b」 京都・祇園 イタリア料理
気になりながらなかなか訪れることができなかった京都祇園のイタリア料理店「t.v.b」にようやく出かけました。
祇園南側お茶屋が軒を並べる界隈に、すんなり溶け込んでいる料理店です。
ランチですが、満席状態。各テーブル毎の盛り上がりがいい雰囲気を作りあげていました。
メニューは黒鮑と本マグロ、ペリカンマンゴーの冷製カクテルから始まりです。
大きなグラスに入った料理は視覚的にも美しくインパクトありです。食欲が心地よく刺激されるのです。
続いて炙り鰆と山菜のサラダ仕立て えんどう豆のソース。
山菜はこごみ、はまぼうふう、うるい、のびる、行者にんにく。脂の乗った鰆に山菜の青味、苦味などが上手くからまり、ソースとの相性も見事です。
蛍烏賊と菜の花の冷製カッペリーニ フルーツトマトのソース。
春を感じさせるメニューです。蛍烏賊のコクとトマトの酸味は素晴らしい相性。
そこに菜の花を合わせるのはシェフのセンスです。うれしいパスタ料理。
炭焼き真鯛と白子のバベッティーネ 筍と木の芽の香り。
温かいパスタです。これも同じく春のパスタ。これだけの素材を重ねながら全体としてのまとまりは、優れものです。それぞれの素材が生きています。
あいなめの蒸し焼き 新玉葱のカプチーノ仕立て。
玉葱の旨み、甘みがきちんとあいなめを主役の座に付かせるのです。
仔羊と春野菜のソテー 牡蠣油とトランペット茸のソース。
野菜は、ズッキーニ、いんげん、スナップえんどう豆、玉葱、ブロッコリー。このメインにはやられました。牡蠣油のコクと野菜の力は大きい。
ヨーグルトのジェラート ブルーベリーのソース。
苺と白ワインのタルタル仕立て
温かいガトーショコラ
珈琲
と続きます。
京都というか和の食材を巧みに使いこなしながら、着地はイタリア料理となっています。これがシェフの力量というものです。
まだまだ変化する料理でしょう。楽しみ楽しみ。
t.v.b
京都市東山区祇園町南側570-155
075-525-7070
門上武司食研究所サイトに
3/17付、
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Vol.6「VINELAND Estates Winery (ヴァインランド エステート・ワイナリー)
ICEWINE(アイスワイン)」
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☆『海外通信』Torino通信 Vol.7
ミシュランガイド・フランス2008年度版刊行!
公開しました。↓
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投稿者 geode : 06:34