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2008年04月22日
「PRINZ」(プリンツ) 京都・北白川 イタリア料理
ランチは「あまから手帖」編集部員と数名のライターと大阪の「ポンテベッキオ」で
勉強を兼ねた食事です。
そこから京都に移動、立原さんという版画家の30周年の宴に顔を出す。
岡山から吉田牧場の吉田夫妻に声をかけていただいていたのです。
そこからウエスティン都ホテルに。
パリから帰国中の料理研究家・上野万梨子さんと会い、上野さんのプロジェクトについての打合せ。
そこに京都の素晴らしき「うね乃」さん夫妻も同席。というより、僕がそこに参加です。
「うね乃」さんは、天然素材を使った出汁屋さんです。共通の友人がいると、盛り上がりますね。
そして上野さんと「祇園ささ木」さんへ。上野さんと佐々木浩さんは、昨年1月パリで一緒に
食事をしたことがあります。そして上野さんは今回「祇園ささ木」初。
食事終了後、「うね乃」夫妻が京都北白川にある「PRINZ」で待っているとのことです。
ここはギャラリーとカフェという印象でした。
しかし、カフェ部分をキッチンに改造しレストランとして新たなスタートを切ったのです。
シェフは「草喰 なかひがし」のご主人・中東久雄さんの次男坊です。
そして驚いたのが店長(中東さんと同級生らしい)が陶芸作家・梅棹マヤオさんの息子さん、
つまり梅棹忠夫さんの孫となるわけです。人の繋がりの面からも面白味が浮かびます。
レストランはこんなイメージです。
イチゴのカッペリーニが出ました。
イチゴの甘みとかろやかな酸味がパスタとして上手いバランスを取っています。夏らしい爽やかな一皿です。
次は自家製のサルシッチャ。
塩の利かせ方がしっかり、肉の旨みをきちんと引き出しています。骨太な料理です。
「うね乃」のだしを使ったリゾット。
この旨みはナチュラルで上品で、そこに山菜のフリットがのっかっています。なんだかうれしくなる料理でした。
デザートは、よもぎのクレームブリュレ、チーズケーキにイチゴです。
内部はこんな感じでギャラリースペースやブックショップも併設です。夜中の1時頃まで、こんな料理が食べられるスペースは貴重です。
PRINZ/プリンツ
京都市左京区田中高原町5
075-712-3900
門上武司食研究所サイトに
4/22付、
☆『海外通信』London通信 Vol.8
気鋭のフード雑誌が、注目したレストランとは
4/14付、
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
公開しました。↓
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投稿者 geode : 05:12