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2008年04月23日
「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ) 京都・樟葉 イタリア料理
昼間はライターの寺下光彦さんの結婚式が大阪の「堺筋倶楽部」で、
そこでイタリア料理を食べてから、京阪・樟葉駅からクルマで10分程度の
イタリア料理店「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ)に直行した。
昨年「あまから手帖」の京阪特集でお世話になった店です。
前菜はカボチャのスープに、自家製ローストポーク、サーモンと新ジャガイモ、野菜の煮込みです。
かなり手をかけたしっかりした料理が並びます。
これを食べるとシェフの心意気を感じるというものです。
パスタもメインもチョイスです。
パスタは
イワシと松の実とレーズンのシチリア風煮込みのスパゲッティです。
これが濃厚な味わい、でもすごく安心。
イタリア料理が本来持つ地域性をきちんと継承している料理です。
このような安定感のある料理が少数派というのが、現状です。
メインは
鹿児島県産豚肩ロース肉の洋梨漬けグリルです。バルサミコ酢を詰めたソースがかかります。
これも丁寧に調理したメニューです。豚肉の脂分が上品で、フルーツの酸味や甘味がそれをうまく包み込んでくれるのです。
デザートはティラミス。
カプチーノも泡の立ち方、描き方も見事です。
やや駅から遠い立地ですが、落ち着いて食事をしたいという人にはもってこいのロケーションです。
食後オーナーシェフの藪下康平さんと話していると修業は京都の「タントタント」ということでした。河上昌美さんの元で働いたというのです。偶然とは怖ろしいもので、その日の午後11時半から2時まで「京都イタリア料理研究会20周年記念」の会があり、そこで河上さんと同席になったのです。
ホント、人の繋がりは不思議なものです。
PORTA ROSSA(ポルタ ロッサ)
京都府八幡市男山長沢23-9-101
075-982-7762
門上武司食研究所サイトに
4/22付、
☆『海外通信』London通信 Vol.8
気鋭のフード雑誌が、注目したレストランとは
4/14付、
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
公開しました。↓
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投稿者 geode : 03:22