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2008年04月25日
「Oribe」(オリベ) 大阪・新町 鉄板焼
最近人気の鉄板焼です。大阪・新町にある「Oribe」。
男性6人カウンターに並びました。
前菜は、豚のリエット。
キャベツはカレー風味、人参のサラダ。豚の旨みが生きています。
香川のホワイトアスパラ ポーチドエッグ あさりのソース生ハム添え。
鉄板焼きの店ですが、いろいろな食材を調理し、一皿を構成する腕前は見事です。
アスパラに種々の旨みがからみます。
でもアスパラの存在はしっかりというものです。
仔羊のテリーヌ フォアグラ入り。
テリーヌを切ると中からフォアグラもとろりと出てくるのです。
これはやや濃い味ですが、クセになります。
キャベツのステーキ、ゴルゴンゾーラのソース。これはやられました。
キャベツの甘味とゴルゴンゾーラの酸味や塩分などが素晴らしき相性です。
ボリュームといい見た目といい、味わいもグッドであります。
残ったソースは、このパンを使って。
和歌山県葵地鶏モモ焼き生のりのソースです。
ここにも貝やタマネギなど多くの素材が混じるのですが、
それらがなんの違和感もなく地鶏の味を引き上げてくれるのです。
のりのソースも利いています。
岩手白金豚バラ肉醤油焼き 長芋と焼き野菜。白金豚に醤油が合います。そのマスタードの甘味がどんどん強調されます。
長芋の食感もいいですし、野菜も豚と出会うと余計においしく感じます。
桜海老とホタルイカあさりの塩焼きそば。季節ものです。
麺はパスタのように一度ゆがいて冷水で締めて焼きます。
食感が、しっかりとしているのです。
ホタルイカの濃さに混じって桜海老が主張する、いい塩梅の焼きそばです。
岩手白金豚釜あげソース焼きそば。
定番のソース焼きそばです。豚の力は大きいですね。
岩手白金豚の豚玉お好み焼き。お好み焼きはこれだけです。
約20分間じっくり焼き上げます。生地は昆布だしのみ。
キャベツや生姜が少しです。
それが甘味と塩分のバランスを取っているのです。
デザートは三種類お願いしました。
ガトーショコラ
クレームブリュレ
リンゴのタルトです。
ここにソルベが付きます。そのデザートもなかなかのレベルです。
さすがにシェフの宇崎宏隆さん、フランス料理のシェフだけあって、
ブリュレの固さなど見事なもの。
料理人としてのスタートは和食、そこからフレンチに転向、フランスで
働いた経験もありです。
現在は、マダムと二人ですが、もうすぐスタッフが一名増えるとのことです。
木と焼き物(陶器)をうまく使った店内には、優しい雰囲気が漂っていました。
Oribe(オリベ)
大阪市西区新町1-6-18 タカラハウス四ツ橋1F
06-6532-8266
門上武司食研究所サイトに
4/22付、
☆『海外通信』London通信 Vol.8
気鋭のフード雑誌が、注目したレストランとは
4/14付、
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
公開しました。↓
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投稿者 geode : 07:16