« 「ピッコロジャルディーノ」 京都・四条大宮 イタリアン | メイン | 「遊形 サロン・ド・テ」 京都・姉小路 サロン »
2008年05月27日
「鮨 原正」 大阪・谷町9丁目 寿司
元「あまから手帖」編集者で現在ロンドン在住のジャーナリスト・清水直子さん。
このサイトで海外「食」レポートの原稿を書いてもらっています。
彼女の「ファットダック」の原稿は、シェフが英訳してジャーナリストに
配りたいという内容です。
そんな彼女が一旦帰国していたので、一緒に食事をすることになりました。
さんざん迷ったあげくの末、寿司を選びました。
大阪・谷町9丁目にある「鮨 原正」です。
和食の経験豊かなご主人の世界を堪能しました。
最初に切ってもらいました。
アワビです。その歯応えと香り。
タイとカレイは昆布締めです。
中トロの焼霜です。
アイナメの炙り。温度と塩加減。
タイの白子と肝です。
握ってもらいましょう。
イカです。ねっとりに続く甘味ですね。
ミル貝。
キス。艶めかしい。
づけ。
トロは香りが命です
コハダ。
穴子。
アジの狂おしいまでの旨み。
ウニも独特の甘味です。
椀物はアイナメ、カレイ、タイなどのアラからとっただしが利いています。
海老も身の繊細さと香り。
小柱。
煮はまぐり。これが爽やかでかつ印象深い一品でした。
しゃこ。
ネギトロは塩で。いいですね。
カンピョウ巻と玉子でしめました。
江戸前のにぎりとも、関西の寿司とも一線を画く
「原正」ならではの世界です。
それは魚の締め方、包丁目の入れ方などの仕事。
椀物も愉しいです。
「鮨 原正」
大阪市天王寺区上汐3-8-9
06-6773-5518
門上武司食研究所サイトに
5/21付、
☆『海外通信』Paris通信 Vol.9
Agape´(アガペ)での響宴
5/20付、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
その他、
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年3月度「第63回 トゥールモンド」
も公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 04:25