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2008年05月30日
「COICHI & second J」 大阪・本町 パティスリー&イタリア料理
高校の同級生が、写真展を見に来てくれました。
会場のカフェに午後6時集合だったのですが、
僕が遅れ、本町の「COICHI & second J」という店に
直接行くことになりました。ここは山下順 さんというシェフが、
泉南から大阪市内に戻り5月1日に開店したばかりです。
メンバーは僕を入れて4名です。
カメラマン、陶芸家、主婦という面々。
年に何回か集まっては、食べ、飲み、喋る仲間です。
といいながら、僕の出席率が極端に悪く、
今回も僕の写真展がきっかけといいながら、遅れてしまいました。
アミューズは
泉州の地タコ、岸和田の無農薬きゅうり、
モッツアレラチーズの温製サラダ。チーズの存在感ありです。
前菜は鶏のレバーパテ、天然工房のガーリックトーストを添えて。
パテの香りに固めのトーストがぴったり。
イタリア産豆類と大麦のオリーブ風味(白インゲン、レンズ豆、エジプト豆、
大麦)。レンズ豆に甘味に反応しました。
パルマ産生ハム、サラミ、和歌山石鯛カルパッチョ取り合わせ。
これは生ハムのねっとりとしたおいしさと鯛の旨みです。
パスタは
北海道厚岸市の汽水性あさりの白ワイン風味のスパゲッティ。
あさりの濃厚なだしがスープの力となっています。
岸和田塔原無農薬野菜のリゾット。やや柔らかめでしたが、
野菜の甘味、苦味、青味などが見事に生きたリゾットです。
メインは
和歌山鱸炭火焼、岸和田無農薬野菜のソース。
鱸の皮はパリッと、身はふっくら。
炭火の効果が現れていました。野菜のソースがいいです。
六白黒豚ロース肉、無農薬キャベツ、レンズ豆、ベーコンのココット焼き。
豚肉の香りと甘味がグッと引き立つ料理です。
キャベツの甘さがたまりません。豚肉はかなりのボリュームです。
デザートはピラミッド。
いい感じで胃袋に収まってゆくのでした。
野菜の力強さを体得する料理。
山下シェフの熟練の技を愉しむことができました。
同時に40年近く付き合いのある仲間との会話は、
結構エキサイティングになってゆくものです。
「COICHI & second J」
大阪市中央区久太郎町2丁目4番16号
創空KYUTARO 1F
06-6263-6585
門上武司食研究所サイトに
5/29付、
☆『海外通信』Torino通信 Vol.9
ヘルシーなのにおいしいルカ・モンテルジーノのドルチェたち
公開しました。↓
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www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年3月度「第63回 トゥールモンド」
も公開中。↓
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投稿者 geode : 04:49