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2008年06月12日
「一碗水」大阪・堺筋本町 中国料理
久し振りの「一碗水」です。
友人の医者やフランス料理のシェフ、「あまから手帖」の編集者、
フリーの編集者で訪れました。
フリーの編集者は、先日東京の写真家・森山大道の写真展にでかけ、
若い人達がかなり多く真剣に見ていることや、
現在朝日新聞で連載中の島田雅彦の小説が面白いなど、
刺激ある話題を提供してくれました。
まずは前菜2品です。
朝風キュウリと干しエビ。
キュウリは味が濃厚でインパクトありです。
2品目に、泉州水ナスのピュレのマスタード風味です。
つぎは、蒸し鶏の紹興酒漬けです。
その香りが漂って食欲を刺激するのです。
蒸し加減と漬け込みの状態が見事でしっとりです。
ロンジン茶を使った豆腐の壷蒸し。
これは豆腐がなくてもそのままスッと飲みたいほどですが、
豆腐があることで以上の旨さを感じるのです。
沖縄の天然活け車海老と黄ニラ・花ニラと甘酢に漬けた
生姜の炒めものです。
車海老の旨さ、ニラの香りはもちろんなのですが、
甘酢の生姜がことのほか味わいに深みを与えるのです。
車海老の頭です。香ばしくて素敵です。
加賀太キュウリにカラスミ
冬瓜に毛ガニのムース
マクワウリに中華ハム、と瓜三種です。
それぞれ特徴のある味わいですが、マクワウリに中華ハムは
生ハム・メロンのような感じとシェフからの声です。
素晴らしいハーモニー。
大分県の天然鰻と泡菜(四川ピクルス)の炒めもの。
乳酸に漬け込んだ種々の野菜が、
なんともおいしく、鰻とのバランスがいいです。
担々麺は汁なしのタイプです。かなり辛いのですが、爽やかな味です。
締めはマンゴープリンでした。
料理はいつもレベル高く、いまだ一人の世界を守っています。
「一碗水」
大阪市中央区安土町1-4-5
06-6263-5190
門上武司食研究所サイトに
5/29付、
☆『海外通信』Torino通信 Vol.9
ヘルシーなのにおいしいルカ・モンテルジーノのドルチェたち
公開しました。↓
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www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年3月度「第63回 トゥールモンド」
も公開中。↓
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投稿者 geode : 02:27