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2008年06月26日

「つけ麺や ろぉじ」   京都・百万遍   つけ麺

ここ二三年、ラーメンの世界でつけ麺が注目を集めている。
たしかにつけ麺を供する店が増えています。

京都百万遍近くに昨年7月開店した「つけ麺や ろぉじ」は
店名通りのつけ麺専門店です。

ここは「高倉二条」という全粒粉を使ったラーメン店のつけ麺バージョン。
百万遍の交差点を一筋西へ、鞠小路通りを北へ上がった東側、
カウンターのみの小さな店です。

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つけ麺は、100グラム200グラム300グラムどれを選んでも値段は同じ。
カウンターの中、大きな釜に麺が入ります。
茹で上がった麺を流水で締め、
水分を思いっきり切ってボウルに盛るのです。

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この網状のボウルで、カウンターに登場します。
「高倉二条」より全粒粉の割合が多いので色も濃く、
そして食感のざらつきも違います。しっかり噛みごたえありです。

スープも、魚介系が存分に利いているので、
匂いも、まずそれが鼻に飛び込んできます。

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それからチャーシューが厚切りというか角切りなんで、
口に入れたときの脂分の広がりは麺との絡み具合が良い加減です。

ここで面白いのは、カウンター上に
黒故障、七味、カレー粉、山椒が置いてあるのですが、
それを麺の上に振ってスープにつけると、味わいが結構大きく変化するのです。

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それぞれ香辛料の香りが生きてくるのです。これは楽しい。
蕎麦を食べるとき、つゆに山葵を溶かず、蕎麦に直接山葵をつけたほうが、
その効果があるのと同じですね。
麺の分量が多くなるほど、その楽しみは必要です。

麺が終わると、スープに淡い魚介系のスープを足してくれるので、
それを飲むとまた楽しいというわけです。
一つのメニューがいろいろと変化するのです。

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つけ麺や ろぉじ
京都市左京区鞠小路通今出川上ル東側田中大堰町168-1
075-724-3233

門上武司食研究所サイトに

本日、6/26付、

 ☆『海外通信』London通信 Vol.10
  ロンドン男性の血を騒がすステーキハウス

公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、

☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年3月度「第63回 トゥールモンド」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 01:35