« 「ナチュラルガーデン」 大阪・中之島リーガロイヤルホテル フランス料理 | メイン | 「華祥」 京都・百万遍 中華料理 »
2008年07月09日
「歓喜庵」 愛媛県・西条市 宿
愛媛県西条市にでかけました。今回の目的は土作りの農家の人から話を聞くことでした。
その夜は、山中にある「歓喜庵」という宿です。
そこには西条市の関係者も集まり、西条市の生産者と、
いかに交流するかなど、多くの話題について話し合ったのです。
宿の庭にバーベキューコーナーが完成。
それも簡易ではなく、木材をしっかり使った建物です。
炭火で鰻を焼いておられるのが、主の伊藤隆治さんです。
鰻のさばき方は、関西風で腹開きの地焼。ところが、串を打って焼くのではなく、
全体を繰り返しひっくり返して焼くのです。
もぎたてのトマトが届きました。酸味が利いたトマトです。
テーブルの上には、アマゴの刺身や、
里芋、
伊予牛、媛っこ地鶏などがずらりと並びます。
各人好きなだけ食し、日本酒を飲み、農業について話し合うのです。
途中で鮎の塩焼きも登場です。
野趣に富んだというか、じつに豪快なバーベキュー。
それが終わってからは、本館にバーコーナーがあるので、
そこで伊藤さんも交えまたまた盛り上がりです。
クマバチを漬け込んだ酒が出てきたり、
ここの主は自然とともに育ったような人物で、その冒険談が相当面白いのです。
夜は、内湯に入ってぐっすり眠ったのですが、朝から露天風呂に入りました。
これがこの宿の値打ちといってよいぐらいの絶景です。
眼下にダム湖が広がるのです。
季節によって水量も異なるのですが、
この日の眺めは、これまで数回泊まったなかでは秀逸でした。
朝靄にかすむ山並みが、湖面に映り込み素晴らしい光景を生み出していました。
朝からすっかりいい気分で、またまた朝食もたっぷりいただいたのです。
この「歓喜庵」訪れる度に、整備が進んでいるのです。
歓喜庵
愛媛県西条市黒瀬上の原字260-1
0897-59-0522
門上武司食研究所サイトに
7/3 付、
☆『海外通信』Torino 通信 Vol.10
遅れてやってきたエスニック大ブーム
公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年3月度「第63回 トゥールモンド」
も公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 02:10