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2008年09月26日
「ヴェント」 京都・寺町松原・イタリア料理
京都河原町五条を上り、寺町通りに入る。
するとすぐ右側に「vento」と書かれた看板が見える。
ここは頑なに生パスタを打ち続けるイタリア料理店です。
出身は京都のイタリア料理の魁「フクムラ」です。
ランチ、ディナーに関わらずパスタマシーンを駆使して、
生パスタを作るのがオーナーシェフの山田重嗣さん。
それをサポートするマダムの存在も貴重です。
この日は後輩が、大阪・リーガロイヤルホテルの米津春日シェフの
ホームページを作っており、そこに原稿を書くためのうち合わせです。
ランチ・ミーティングです。
オーダーは、ランチセットにしました。
前菜4種類。
カリフラワーのパンナコッタ、トウモロコシのケーキ、鶏肝のムース、
鮭の白子です。カリフラワーのパンナコッタがすこぶる美味です。
パスタは、秋刀魚の燻製のスパゲッティです。
スパゲッティも生パスタですから、
食感がもちっとして歯応え良しです。幾分ソースの絡みもいいです。
燻製された秋刀魚の香りと脂分との相性も素晴らしく、ペロリです。
この存在感あるスパゲッティは見事なものです。
デザートも4種類盛り合わせ。
イチジクのタルト、アールグレイのパンナコッタ、
カタラーナ、ココナッツのアイスクリームです。
アールグレイのパンナコッタの味が、ピタリと決まっていました。
そこにエスプレッソが付きます。
テーブルが3つ。他の2つのテーブルはすべて女性ばかりでした。
つまり、ランチは、男性僕一人という状態でした。
カジュアルで温かい雰囲気の流れる、非常に気持ちがいいオステリアです。
ヴェント
京都市下京区寺町通松原下ル植松町717 幸兵ビル1階
075−352−5501
門上武司食研究所サイトに
9/05 付、
☆『海外通信』Torino 通信 Vol.12
全イタリアを覆うローコストブーム
公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 06:58